【画像】角質培養成功なるか?1年間の成果まとめ

肌の育ち経過観察

角質培養って本当に成功するの?実際どのくらい綺麗になれるの?気になりますよね。

私が1年間でやってきたこととその成果(写真含)をご報告します。

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角質培養1年間でやってきたケアの方法

角質培養では、敏感さなど肌の育ち度に合わせてケアの仕方を臨機応変に行うことが大切です。

ここでは、肌状態に応じたケアの方法をご紹介します。

途中経過の詳細と写真についてはこちらの記事で公開しています。

1年間のまとめ写真(抜粋)も下のほうに貼ってありますので、気なる方は目次から飛んでみてください。

超敏感肌:赤味、ヒリヒリ、ブツブツ、肌に炎症が見られるとき

見た目にも荒れていることが一目瞭然で、髪が触れるだけでも刺激を感じるような肌状態の時は、とにかく肌へ余計な刺激を与えないことが大切です。

シンプルなケアのみで乗り切ります。

洗顔:サッポーのクリームクレンジングのみ!洗顔せっけんは使用しない

サッポーのクリームクレンジングは(あまりにもひどくなければ)どんな肌状態の時でも安心して使えるので私は超がたくさんつくほどのお気に入りアイテムです。

この時期の洗顔の仕方は、

 

  1. 肌に伸ばしたらあまりクルクルせず、そのまま数分おいて汚れを浮かせる
  2. ぬるま湯で優しく洗い流す

 

これだけです。

肌が敏感な時はおそらくがっつりメイクもできなくて薄化粧になっているかと思いますので、クレンジングを顔全体に広げたらあまりクルクルせずに放置でも汚れを浮かすことはできますし、わずかな刺激も減らせます。

また、ぬるま湯で洗い流す際、

 

シャワーを直接顔に当てるのは絶対やめてください!

必ず手ですくってパシャパシャと優しく流してください。その際無意識に顔を擦らないことにも注意。

顔に直接シャワーは、肌が敏感さを感じていないときでもやめたほうが良いです。

気持ちよくて私もよくやっていたのですが、間違いなく刺激になっています。実際、顔にシャワーを当てるのをやめたら肌の育ちが進んだ感覚がありました。

さらにこれができると最高なのが、お湯の温度は38℃くらいがよいです。

40℃以上あると温度さえも刺激になりうるので、冬は特にやりにくいと思いますがぜひやってみてください。

給湯器の温度設定を変えるのが面倒であれば、洗面器にお湯をためてから使うと多少ですがお湯の温度を下げることができますよ。

 

そして、ダブル洗顔は禁止です。

肌が荒れているときはただでさえ乾燥しやすいのに、せっけんを使ってしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまうし、敏感な肌には刺激になってしまいます。

私はこの時期せっけんを使うとピリピリとしみたので怖くて使えないレベルでした。

肌が回復してきてからダブル洗顔をするようにしましょう。

 

クレンジングに関してはこちらの記事もご参考ください。

 

ちなみに、朝の洗顔もサッポーのクリームクレンジングのみがおすすめです。

 

  • シャワーを直接顔に当てない
  • お湯の温度は38℃がベスト(40℃以上にしない)
  • ダブル洗顔はしない

保湿:ワセリンかサッポーの敏感肌用クリーム(エスカバー)のみ

この時期にいつもの化粧水等を使っても、おそらくしみてしまって使えないと思います。私がそうでした。

例えしみなくても、赤味が目立っているなら念のためワセリンのみにしておいたほうが良いです。

肌が荒れている=角質層のバリアが壊れているということなので、化粧水等の成分が必要以上に肌内部に浸透してしまい刺激を感じてしまいます。結果肌の回復が遅れます

化粧水の成分なんだから問題ないんじゃない?と思うかもしれませんが、本来化粧水等の成分は(一部を除き)角質層までしか浸透しません。それ以上奥へ入ってしまうと肌にとっては異物でしかありません。

その点ワセリンは肌に浸透しにくく、肌表面で乾燥から保護してくれるので安心です。

ワセリンは使用感があまり好みでないという方は、サッポーの敏感肌用クリーム(エスカバー)がおすすめです。

私はエスカバーは何度もリピートしていて、お守りアイテム的存在になっています。

ワセリンのベタベタが苦手で使ってみたのですが、エスカバーはベタベタしないのに潤いを守ってくれるし、伸びがとてもよくて使いやすいです。

ワセリンは手のひらに広げて温めて顔全体を包むように…とやや時間をかけてつけないとコテコテになってしまったのですが、エスカバーはその点とっても楽です。

もちろん肌に浸透しにくいので、肌が荒れていてもしみません。個人的に超おすすめアイテムです。

赤味が引いてくるまではシンプルケアで我慢の時

以上の洗顔、保湿の超シンプルなケアを炎症が引くまで続けます。

次のステップに進むときは、アイテムをひとつづつ試して問題なければ順に使用しても大丈夫です。

私は敏感さがなくなり赤味が引いてくるのに6ヶ月ほどかかりました。

その間普通に洗顔せっけんや化粧水等を使ってしまっていた時期もあったのですが、超敏感肌になってしまっている場合、まず炎症が引くのに数か月単位で時間ががかかる可能性が高いです。

でもここを踏ん張れると確実に肌が育ちます。

 

もちろんあまりにもひどくてどうしようもない場合は、まずは薬で炎症を抑えたほうが良いこともあると思いますし、無理に角質培養を続けずに皮膚科の受診をおすすめします。

自分の肌と相談しながらケアを進めていくことが大切です。

普通肌:炎症や敏感さから回復したら

赤味、ヒリヒリ、ブツブツ等の炎症がなくなり、肌の敏感さを感じなくなってきたら一安心。

でもまだまだ満足するような肌にはなっていないはずです。

相変わらず毛穴は開いているし詰まっているし…お世辞にも美肌には程遠いです。

ある程度肌が健康になったら、ここからはケアの段階を一つ進めて肌の育ちを高めていきましょう。

洗顔:サッポーのクリームクレンジング、洗顔せっけん

クリームクレンジングの使い方は、前述の「超敏感肌の時」の項のとおりです。

炎症がなくなったら洗顔せっけんが使えます。

サッポーのクリームクレンジングは肌に残っても大丈夫な作りになっているので、ダブル洗顔しなくても問題ありませんが、やっぱり仕上げに洗顔したほうがすっきりしますよね。

私は今サッポーの固形せっけんを使っています。

1年目で何を使ったらいいか迷ったのでサッポー製を使っていますが、主成分が石けん素地でできたシンプルなアルカリ性の固形せっけんなら、他社製でお気に入りのものを選んでいただいて良いと思います。

 

でも、固形せっけんは乾燥するというイメージがありませんか?実はちょっと違います

確かに角質層が傷んでいる肌=敏感肌だと、せっけんで皮脂が洗い流されるとすぐさま突っ張り感や乾燥を感じてしまうし、角質層の傷んだ部分にアルカリ性のせっけんがしみてピリピリと感じてしまうことがあります。

でも、角質層が傷んでいない健康な肌であればピリピリしみたりしませんし、突っ張り感もほとんどありません

逆に、突っ張り感を強く感じて洗顔後すぐさまスキンケアを開始しないと我慢できない!というような状態であれば、まだまだ洗顔せっけんは使用しないほうが良いです。

クリームクレンジング+すすぎのみで充分です。

保湿:肌に刺激を与えないものなら何でもOK

私は当時まだアイテム模索中で、サッポー製をライン使いしたり、近所のドラックストアで買えるものの中から肌に優しそうなものを選んでいました。

もし、何を選んだらいいかわからないし下手なものを選んでしまわないか不安、という方はサッポー製を使っておけば間違いないと思います。

ただ、使用感とか肌に合わないとか満足できない場合は、市販品でもちゃんと保湿・保護していれば問題ないと思います。

 

私はサッポー製を使い終わった後は、なんとなくこれがベストと思えなくて他社製を使っています。

当時は確か、松山油脂の「肌をうるおす」シリーズを使っていました。シンプルな処方だし、リーズナブルだったので。

肌トラブルはありませんでしたが、私にはやや保湿力が足りないかな?と感じたので今は使っておらず、また他を探して使っています。

 

化粧水・美容液・乳液・クリームに関しては、保湿・保護さえできればわりとお好みで何でもいいように思います。

ただし、注意しなければいけない点が2つあります。

 

  1. 角質はがしを促進させる成分が入っていないこと
  2. アルコール濃度が高すぎないこと

 

せっかく不用意に角質をはがさないように洗顔等しているのにその後のスキンケアではがしてしまっては本末転倒です。「ピーリング」等の文言が入っていれば確実にアウトです。言うまでもないですが拭き取り化粧水なんてもってのほかです。

また、ノンアルコールが良いというわけではないのですが、アルコール濃度が高すぎるとすぐに刺激を感じることもありますし、使い続けると知らぬ間に乾燥しやすくなっていたりします。つまり角質をはがしやすくする場合があります。多くは「さっぱり」とか「収斂」などのワードが書いてある製品です。

以上2点に注意してお気に入りを探してみてください。

どんな肌でも:年間通じてやるべきこと

とにかく擦らない

 

  • 洗顔・クレンジングするとき
  • タオルで顔を拭くとき
  • 化粧水・クリームを塗るとき
  • 日焼け止めを塗るとき
  • メイクをするとき

 

いついかなる時も摩擦には注意します。

これ以外にも日常の中で顔に触れる場面はたくさんあると思います。その一つ一つは一瞬の小さな出来事でも、積み重なると大きな刺激になりえます。

紫外線対策

近年はシミ予防の観点から紫外線対策は多くの世代で当たり前のことになっていますが、肌荒れ・毛穴の目立ちの観点からもとても大切です。

紫外線により肌がダメージを受けると、角質がはがれやすくなります。つまり乾燥が進みます。

乾燥が進めば当然肌が荒れてしまうし、乾燥すると肌理一つ一つが水分を失って縮んでしまいます。

その結果、毛穴まで目立ってきます。

紫外線対策なしに肌は育ちません

また、皮膚の薄い顔には肌に優しい紫外線吸収剤フリーのものがおすすめです。

乾燥させない

化粧水等のスキンケアも大事ですが、冷暖房や冷たい外風など生活環境の中で肌がさらされている環境にも目を向けてみてください。

冷暖房がきつい環境にいる場合は、ミストやクリームでこまめに保湿・保護できると完璧ですね。

外風はマスクやストールで物理的にブロックするのが一番だと思います。

ウォータープルーフ系は常用しない

皮脂や汗からメイク崩れを防いでくれるウォータープルーフの日焼け止めやベースメイクはとても便利ですが、常用すると長期的に肌にダメージを与えてしまいます。

ウォータープルーフの製品は、汗をはじいてくれたり、余分な皮脂を吸着してくれたり、メイクをきれいに保つには最高なのですが、一方で肌の乾燥を進めてしまいます。

使用はここぞというときにしてほどほどにするのが肌には優しいです。

ファンデーションはミネラル系

常用するなら、ウォータープルーフ(皮脂吸着系)のファンデーションでないほうが良いのですが、最近の多くのファンデーションはたいていシリコーンたっぷりで汗に強い作りになっていることが多いし、紫外線吸収剤をメインの紫外線対策剤として使用していることが多いです。

なので私は選択肢のなさという点からもミネラルファンデーションを使っています。

もちろん肌に優しいのも理由の一つですし、実感できます。が、仕上がりはやはり勝てないなという印象です。

角質培養中で肌状態が良くないせいもあり、うまく肌にフィットしていない感じで、ナチュラルメイクというより薄化粧になりがちです。

肌の育ちを犠牲にしてその日1日だけの美肌を作るか、今はあまりきれいでないけど将来の美肌を手に入れるか、どちらを取るかですね。

前者は、いつか大きな肌トラブルがおきて過去の自分に後悔する未来が見える気がします(学生時代の某毛穴パックの二の舞)。

後者は、今最高のメイクで自分を演出できないけど、大きな肌トラブルで悩むことはなくなりそうだし、もしかしたら今の肌の悩みもなくなっていく可能性もあります。

私は後者を選びます。

ちょっと大げさに書きましたが、1日24時間のうち半分の12時間近くメイクしたままのことも多いと思います。

そう考えるとたかがファンデーション、されどファンデーションなのかなと思います。

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角質培養1年間の成果比較写真

こちらが1年間の成果写真(頬の写真)です。

11ヶ月目で大きなトラブルがあったため、10ヶ月目が一番きれいでしたので一緒に載せてみました。

角質培養1年間の成果

ここで1年間で行ったことのおさらいです。

 

1.超敏感肌:赤味、ヒリヒリ、ブツブツ、肌に炎症が見られるとき

  • 洗顔:サッポーのクレンジングクリームのみ!洗顔せっけんは使用しない
  • 保湿:ワセリンかサッポーの敏感肌用クリーム(エスカバー)のみ

 

2.普通肌:炎症や敏感さから改善したら

  • 洗顔:サッポーのクレンジングクリーム、洗顔せっけん
  • 保湿:肌に刺激を与えないものなら何でもOK

 

3.どんな肌でも:年間通じてやるべきこと

  • とにかく擦らない
  • 紫外線対策
  • 乾燥させない
  • ウォータープルーフ系は常用しない
  • ファンデーションはミネラル系

 

赤味やブツブツなどの炎症はほぼなくなり、敏感肌を改善できた!

12ヶ月目はダメダメなので10ヶ月目と比較すると、赤味とブツブツはかなり良くなりました!

うっすらと残ってはいますが、敏感さをほとんど感じなくなってきましたので肌が育っていることを実感できます。

赤味が引いてきたのは6ヶ月目を過ぎたころでしたし、10ヶ月目でも完璧ではないので、角質培養を始めた時点で炎症がある方は約半年~1年間炎症との闘いになるということですね…

わかってはいましたが、角質培養に即効性は求められません

毛穴の目立ち改善には大きな効果なし

一番何とかしたい毛穴の開き・黒ずみ・つまりにはあまり変化がありませんでした。

よーーーーーくみてやっと、黒ずみ薄くなった…?毛穴の凸凹感、マシになった…?錯覚??

そんな程度です。

写真やや左下あたりに、昔ニキビを潰したか角栓を絞り出したかしたせいで大きく凹んだ毛穴が2つあるのですが、向かって左の毛穴の凹みが微妙~~~~に浅くなっている気がしませんか?

そんなことないですか?そう信じたいってレベルの差しかないかな?泣

私は信じる…

 

結論、角質培養1年だけでは毛穴は綺麗になりません!

学生のころから10年以上痛めつけてきた毛穴たちが、たった1年大事にしたくらいで素直に綺麗になってくれるはずがありません

虫が良すぎますね。

毛穴たち今までごめん。

角質培養で望むような美肌になるには年単位の期間が必要

1年間の角質培養で、敏感肌を改善することができたし、健康的な肌になりました。

それだけでも一定の成果が出ていると思いますが、私が目指しているのは毛穴レスな肌です。

なのでここで成功とは到底言えません

でも、ほんのわずかですが変化を感じることができたので、改善する見込みはあると信じています。

1年で毛穴レスな美肌になれたら世の中毛穴で悩む人なんていないですよね。

長期戦になると思いますが、毛穴たちと正面切って向き合ってケアを頑張っていきたいと思います。

サッポー製品が気になったら

スキンケアモニターでライン使いした口コミを以下の記事に公開しています。気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

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