クレンジング料には様々なタイプがありますが、肌に優しい順番に
クリーム>ミルク>ジェル>リキッド>オイル
となります。
メイク汚れを落とすのは、クレンジングに配合されている油と洗浄成分である界面活性剤です。
界面活性剤の配合量が少ないほど肌に優しくなりますが、肌に優しいということは洗浄力が弱いということです。
洗浄力の弱いクリームクレンジングでも、メイクはしっかり落ちるのでしょうか。
ウォータープルーフのマスカラやアイライナーは落ちにくい
結論、ほとんどのメイクは落ちるけど、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーはさすがに落ちにくいです。
今やマスカラやアイライナーはウォータープルーフであることが当然のようになっていて、私もウォータープルーフのものを使用していました。
私は今サッポーのクリームクレンジングを使用しているのでこれに関して申し上げると、一応少しなじんで浮いてくるけれども、完全には落ち切らないです。
しっかり指でなじませ、少し撫でて時間をおいても、流して顔を拭くとタオルに色がついてきます。
サッポーのクリームクレンジングは特に洗浄力がないので余計に落ちにくいと思います。
他社製のクリームクレンジングなら落ちるものもあるかもしれませんが、落ちるということは洗浄力が強いということで、つまり肌への刺激もあるということです。
肌へのやさしさでサッポーを選んでいるので、少々のメイク落ちの悪さは致し方ないですね…
ウォータープルーフのマスカラ・アイライナーをやめる
落ちないなら、落とせるものに変えましょう!
肌のことを一番に考えるなら、これがベストだと思います。
ということで、ウォータープルーフのマスカラとアイライナーをやめました。
とはいっても、お湯で落ちるマスカラは仕上がりに納得のいくものが見つからなかったので、今はヒロインメイクの「ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム」という製品を使用しています。
お湯でふやかしてから洗顔料で落とす、第3のマスカラというのですね。
これ、メイクの仕上がり的にはおおむね満足しているのですが、実はサッポーのクリームクレンジングでも普通に落とそうとするとやや落ちにくいです。笑
でもすっきり落とせるポイントがあります。
クリームクレンジングでマスカラをすっきり落とす方法
マスカラをすっきり落とすには、ふやかしがポイントになります。
いつものクレンジング手順は、
- A:お湯で余洗い、または、B:お風呂の中で普通に頭~身体を洗ってから余洗い
- タオルで水分を拭き取る
- クリームクレンジング
- 洗顔せっけん
という流れなのですが、A:お湯で余洗いだとふやかしが不十分なようで、しっかり落ちません。
でも、B:お風呂の中で普通に体を洗ってから余洗いだと、かなりすっきり落ちるんです!
お風呂の中は湯気で湿度100%に限りなく近く、普通に頭やや体を洗っているうちに、顔にお湯が触れたりしますので、放っておいても肌が水分を含みメイクが落ちやすくなります。
さらにクレンジング前にお湯をパシャパシャとかけてあげてからタオルで水分を拭き取れば、準備万端です!
クリームクレンジングを顔全体になじませて、まつげも優しくなでてあげるとスルスルと浮いてマスカラ液のダマ感がなくなるのがわかります。
この予洗いの良いところは、
- お湯で一度流すことで水溶性の汚れが落ちる
- 肌が柔らかくなる
なので、
- クレンジングクリームが伸びやすく摩擦が起きにくい
- クリームが馴染みやすくなる
- 結果、使用量が少し節約できる!
ひと手間加えるだけで、メイク落ちアップ、肌への優しさアップ、使用量も抑えられるなんて、やらないのは損ですよ!
アイメイクだけポイントメイクリムーバーを使うのはどうなの?
メイク落ちよりも肌への優しさを優先するべき
クリームクレンジングで落ちるメイクを楽しむ
角質培養をしていたらメイクができないわけではありません。
洗浄力の弱くメイクを落としにくいクリームクレンジングですが、クリームクレンジングで落とせる範囲でもメイクは楽しめますし、工夫すればメイク落ちをアップさせることができます。
肌の育ちを邪魔せず、かつメイクを楽しめるバランスを見つけてみてください。
肌が育って美しくなれば、それだけでメイクも映えるようになります。
それを楽しみにケアを頑張りましょう!
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