デパートに化粧品を買いに行くのって楽しいですよね。
私は気分あがるし大好きです。
でも角質培養中ってデパートでタッチアップしても大丈夫なのか心配になりませんか?
今回は私の体験談を交えてお話します。
角質培養中のタッチアップには注意が必要な理由
特に注意しなければならないのがベースメイクのタッチアップです。
その時していたメイクを落としてからのタッチアップになるので、メイクを落とすときの摩擦が心配です。
コスメカウンターでは、たいていクレンジング剤と精製水で拭き取るようにしてメイク落としをすることが多いと思います。
拭き取りに使うのはコットンです。
このコットンが曲者で、どんなに優しくなでても、コットンの材質的に汚れだけでなく必要な角質までからめとってしまいやすいです。
まして自分でやるわけではなくBAさんがやってくれるので、自分で力加減を簡単にコントロールできません。
このメイク落としの際に、必要な角質まで取り除かれてしまい、せっかく育てた肌を痛めてしまう可能性があります。
体験談:私がファンデーションのタッチアップをしたときの話
角質培養を1年続け、肌も少し綺麗になってきた頃のことです。
1年頑張って肌も育ってきたし、そろそろデパートでファンデーションを新調したいな〜
しばらくデパート行ってないし〜とウキウキで出掛けました。
ちなみにすでに買いたいものはネットで調べて決めて行きました。
やっぱり見た目の仕上がりが良ければ何でもいいわけじゃなくて、成分チェックもしたいので。
肌をこすってしまう可能性は考えていましたので少し不安もありましたが、それよりもデパートでのお買い物にルンルン気分でカウンターに座りました。
そして不安は的中してしまったのです。
肌めっちゃこすられる!
クレンジング含ませたコットンでゴシゴシ!
精製水含ませたコットンでゴシゴシ!
化粧水含ませたコットンでゴシゴシ!
角質培養中ですからね、綺麗になってきたと言ってもやっぱり完璧ではありません。
ざらつきが目立ったのでしょうね。
小鼻なんか特に念入りにゴシゴシされました。
BAさん的にはゴシゴシ!なんて感覚じゃないのはわかっています。
普通に滑らせただけだと思うんですが、摩擦が凄まじかったです。
普段めちゃくちゃ優しく肌に触れているからか、私にはゴシゴシでしかなくて、そんなこすったら私の1年間の努力が〜!と心の中は半泣きでした。
コットンで磨いた肌にはファンデーションがきれいに乗る。これ当たり前。
それだけ念入りに磨いた肌ですから、ファンデーションはバッチリきれいにのっていました。
これだけやれば、この時点では美しい肌が作れていますし、買っちゃおうかなという気になりますよね。
私はほとんど買うと決めていたので結局買っちゃいましたが(そんなに気になったならやめとけって話ですけどね、断れない小心者)…
それまで気づかなかったですが、これもコスメカウンターなりの美肌を作る方法なのでしょうね。
その場限りでお客さんが綺麗と思える肌を作れればいいんですから。
カウンターでつけてもらったときは良かったのに、自宅で自分でやってみたらアレっ?てなる現象には、ツールを使うテクニック的な要素だけでなく、どのくらいコットンで肌表面を磨いたかというのも関係していそう。
と散々コスメカウンターをディスってしまいましたが、デパートもコスメカウンターも基本的に楽しくて好きです。
肌を育てる視点から見るとこんなふうに見えましたというお話でした。
タッチアップで肌をこすられた結果
その夜からヒリヒリ再発しました。
髪の毛が触れるのも、スキンケアさえもヒリヒリな状態…
肌荒れ度的には、角質培養開始時と同等かそれ以下まで後退しました。泣
なのでまたケアの仕方も、クリームクレンジングのみ洗顔せっけん不使用、スキンケアはワセリン(または敏感肌用クリーム)のみに後退させました。
肌がもとに戻ってくるまでに2ヶ月近くかかりました。
肌の育ちを犠牲にしてもタッチアップする?
角質培養中の特にベースメイクのタッチアップは要注意です。
BAさんにあまりこすらないでくださいって言えればいいですけど、そんなこと私は絶対言えません(小心者)。
面倒くさい客と思われたくないし、お互い気持ちよくコミュニケーションとりたいですから余計なことは言いたくないです。
角質培養中なので…なんてバカ正直に言ってしまえば、ドン引きされかねません。笑
肌の病気とか、やむを得ない理由があればもちろん言うべきですが、ただこすられたくないだけなのでね…
角質培養中の浮気心にご用心!今の肌で価格に見合った効果を発揮できる?
そもそも、このタイミングでファンデーションを新調する必要があったのかという反省ですが。
今思うと全然なかったです。
買ったものはちゃんと事前に成分見て大丈夫そうか確認しましたが、ミネラルファンデーションというわけではないし、もちろんこれで肌の育ちが上がりそうなんて思ったわけでもなく。
ただ1年頑張ったし~久々にデパコス買いたいな~っていう気分だっただけです。
私はこういう無駄な気のゆるみというか浮気心、よくないなと思いました(戒め)。
当時は肌育ってきたなと思っていましたが今思うとまだまだだし、良いファンデーションなんか買ってもその効果を最大限発揮できる肌状態じゃないんです。
お金がもったいないですし、高確率で肌の育ちを阻害する原因にもなりえます。
なので肌の育ちが今一つな時期にベースメイクのタッチアップは私はおすすめしません。
肌の育ちを犠牲にしてまでする必要は全くないし、損だと思います。
角質培養中のベースメイク選び
タッチアップできないならどうするか。
まず前提として、肌の育ちがイマイチならミネラルファンデーションにしておいたほうが無難です。
最近一般的に売られているファンデーションは紫外線吸収剤やシリコンが盛りだくさん入っているので、仕上がりは綺麗ですが日常使いするには不向きだと思います。
確かにミネラルファンデーションの仕上がりは完璧とは言えないかもしれません。私もまだ満足するものに出会えていません。
でも、肌の育ちを阻害しにくいのは間違いないです(成分的に。メイクの際の摩擦はまた別)。
また、私はパウダータイプよりクリームやリキッドタイプのほうが使いやすかったです。
肌理が整っておらず毛穴からの角栓が目立ったりする場合は、パウダータイプだと凹凸が目立ってしまったのですが、クリームやリキッドタイプならあまり気になりませんでした。
もちろんパウダーのほうが綺麗に乗るという方もいらっしゃると思います。
そして、ミネラルファンデーションの色合わせは、LOFTなどのバラエティショップの店頭サンプルで試してみるか、またはオンラインショップで複数色のサンプルサイズを販売していることがあるので、これを利用すればわかりやすいと思います。
だいたい2色セットになっており、1週間程度(使用量によってはもっと)使えるので、自宅で何度か試してみて色を比べられるし、肌に合うかどうかも見られます。
私は最近ファンデーションはこの2つの方法で試して購入することが多いです。
あとはカウンターでBAさんに色合わせだけとお願いすれば、フェイスラインだけ使ってやってくれる可能性もありますね(やったことないですが…)。
工夫して肌にダメージを与えずにぴったりのファンデーションを探したいですね。
私もこれぞというものを早く見つけたいです。
肌の育ちを邪魔しないメイクを楽しむ
デパートでタッチアップしてもらうのは、今の自分の肌に満足できるくらい綺麗になってからにするのが良いと思います。
肌がよく育っていたほうが、万が一荒れてしまっても回復は早いです。
角質培養中はどうしても多少の制約は出てしまいますが、肌が育てばそのノリの悪いファンデーションも綺麗に乗るようになります。
綺麗になるまでがちょっと辛いですが、少し辛抱してその場限りの作られた美肌ではなく、長期的な素肌の美しさを手に入れたいです。
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