肌が荒れてピリピリする、赤味があるなど、敏感肌に悩む方は多いと思います。
私もささいなことで刺激を感じて本当につらい時期がありましたが、肌を育て始めて肌荒れから脱却することができました。
でも、肌荒れって見栄え的にも悪いし精神的にもつらいし早く治ってほしいしから、どのくらいでよくなるものなのか不安になりませんか?
今回は肌を育てる観点から、私が実際に肌を育てて敏感肌改善にかかった時間とどのようにして乗り越えたかをご紹介します。
私の場合:敏感さがなくなり赤味が引き始めるのに6ヶ月、完全に赤味がなくなるのに1年かかった
どのくらいで敏感肌を改善できたか?
ズバリ、私の場合は、
敏感さがなくなり赤味が引き始めるのに6ヶ月、完全に赤味がなくなるのに1年かかりました。
肌を育てて半年~1年間は炎症との闘い
かなり時間がかかった印象ですよね。
私もやってみて振り返ると長かったな~と思います。
敏感肌の人って、その痛みも早くなくなってほしいけど、それ以上に敏感肌の状態って見た目的にも荒れていて肌理が乱れていたりガサガサしていたり、赤味があったりで、敏感肌を乗り越えてさらに美肌になりたいと思っていると思うんです。
美肌を目指しているからこそ早く敏感肌から脱出したいんじゃないでしょうか。
私はそう思っていて、敏感肌がつらかったのもあるけど、それ以上に学生時代からのコンプレックスである毛穴をきれいにしたくて肌を育て始めました。
でも、いざ始めてみたら毛穴はびくともしないし、ヒリヒリするのは数か月で引きましたが、完全に赤味が引くのにかなり時間がかかりました。
つまり、半年から1年間は炎症との闘いだったということです。
美肌以前の問題です。
なぜそんなに時間がかかるの?
敏感肌になるのって、ある日突然なるというより、日々のケアや刺激の積み重ねでじわじわと進んで気づいたら敏感肌になっていたというケースが多いのではないでしょうか。
もちろん、合わない化粧品を使って一気に病的に荒れることもあると思いますが、そういうあまりにもひどいのはアレルギー反応の一種だと思うし、皮膚科案件なのではないかと思います。
ここでは、この化粧品を使って荒れてしまった!というより、合わない化粧品を使った記憶はないけどなぜだか肌の敏感さが引かない…という敏感肌さん向けのお話になります。
こういう敏感肌の方は、中長期的に肌の敏感さに悩んでいると思います。
悩んでいる期間が長ければ長いほど、肌は敏感な状態が続き外部刺激にさらされやすく、ターンオーバーが極端に早まっているはずです。
ターンオーバーが早まると、成熟した角質をつくるだけの十分な時間が与えられないために未熟な角質がつくられてしまいます。
未熟な角質はバリア機能が未熟ではがれやすいため、さらに急いで新しい未熟な角質がつくられてしまう負のループにおちいってしまいます。
さらに、肌荒れているときは敏感になった肌を治したい一心でいろいろな化粧品に手を出しがちです。
バリア機能の不完全な敏感肌には、たとえば○○成分が浸透してみたいな高機能な化粧品は刺激になりやすく、かえって肌の敏感さを加速させてしまう要因になりかねません。
バリア層を超えて、肌内部に異物が侵入すると、たとえそれがどんなに良い化粧品成分であっても、排除しようとします。これが生体としての防御反応であり、免疫反応です。
侵入した異物が危険だとみなされると、免疫システムが働き炎症を起こして排除を早めようとするのです。絶えず、肌が行っているターンオーバーが猛烈にスピードアップするのです。
ターンオーバーが速まる=新陳代謝が速まる=細胞の入れ替わりが早くなる…つまり、日々誕生している表皮細胞が、角質細胞になる準備をして、やがて角質となって身体を守り、最表層に至ると垢となって剥がれていく…というサイクルが短くなることです。
その結果、未熟なまま細胞が角質になり、肌を守っていることになります。それだけではなく、炎症まで起こして危険な異物は排除したが、ますますバリアーの弱い肌になるということです。(サッポー美肌塾「赤みや炎症…免疫システムを攻略すれば、敏感肌から脱出は可能!」より)
そんなこんなで、敏感になった肌はなかなか前進できません。
長期間にわたって与えられたダメージとさらなる外部刺激によって、すぐに・一気に改善することはできません。
むしろ、少しずつ良くなっていく、または良くなったり悪くなったりを繰り返して改善していきます。
私も、1年間の間に良くなったり悪くなったりを繰り返していました。
ちょっとよくなってきたかな?と思ったらまた赤味が強くなったり、ブツブツができたり…
そういう時って、よく振り返ってみると肌に刺激になるような余計なことをしていたりするんです。
どうやって肌荒れを乗り越える?
肌を育てて肌荒れ改善をどう乗り越えるか、それは余計なことしないでシンプルケアに徹することです。
具体的には、肌に浸透しにくいスキンケアで保護してあげることです。
肌に浸透しにくいスキンケアスキンケアとはどんなものかというと、極端に言うとワセリンのような、肌表面で水分の蒸発を防いでくれて肌内部には浸透しないようなスキンケアです。
○○成分が浸透して~というような文言があったら注意が必要です。
一部を除いてそのような有効成分は角質層までしか浸透しないはずですが、バリア機能の崩れた敏感肌では角質層を超えて浸透してしまう可能性があり、これが刺激となってしまいます。
なので肌が敏感なときは、シンプルに肌の水分を逃がさないことに集中したほうが肌に余計な刺激を与えないですむので、結果的に早く敏感肌から脱出することができます。
私は肌荒れ(赤味)がおさまるまでは、洗顔後のスキンケアはワセリンか、サッポーの敏感肌用クリームだけを使っていました。
というか、敏感肌にはこれ以外必要ないと実際に使ってみて思っていました。
普通の化粧水・美容液・乳液などはしみてしまって使えなかったし、様子を見てそろそろ使っても大丈夫かな?と試すこともありましたが、また肌の調子が少し悪くなったような感じがして、完全に赤味が引いて肌の調子が戻ってきた確信が持てるまではシンプルケアを徹底しました。
乗り越えたと思っても、肌が安定するまでは気を抜かない!
敏感肌はなかなか素直には治ってはくれません。
良くなったと思って普通のスキンケアに戻したらまた悪くなったりします。
よーく肌を観察して、肌が安定していることを確認してください。
今日よかったからと言って明日からもう敏感肌は卒業!とは簡単にはいきません。
安定した状態がある程度継続したらやっと敏感肌卒業です。
中途半端で気を抜いてしまうと、敏感肌からの完全脱出が遠のいてしまいます。
時間はかかるけど、経済的!
肌を育てて肌荒れ改善・敏感肌改善をするのには時間がかかります。
でも、弱っていた肌自体の力を取り戻せるし、シンプルケアなのでお金かからず経済的です。
効くかわからない高価な化粧品で迷走するよりは最短距離で敏感肌改善できるのではないでしょうか。
もちろん、敏感さが過剰でまずは皮膚科に罹ったほうが良い場合もあると思います。
皮膚科にかかるか、肌を育てるか、いずれにしても自分の肌とよく相談しながら進めることが大切です。
肌荒れから早くお別れしてその先の美肌を目指しましょう!
コメント
はじめまして☆つるもも様のブログ繰り返し、興味深く読ませていただいてます!!私は過度なスキンケアとステロイドの長期使用により肌がボロボロになってしまっている状態で、肌を改善しようと一週間と少し前から角質培養をはじめました!角質培養初心者の私にとってつるもも さんのブログはとても参考になります!!!
今現在、モサが鼻、鼻周り、口周り、顎とモッサモサで手触りもガサガサで本当にこれはいつかなくなるのか落ち込んでいます( ;∀;)そこで質問なのですが、つるももさんはモサが出来ましたか??またどれくらいでモサがなくなったか良ければ教えていただけますでしょうか??
またブログの更新楽しみにしております😆
はじめまして!コメントありがとうございます!
私もモサできましたよ〜
見た目も手触りも最悪だしメイクのらないしで辛いですよね…分かります(;O;)
私の場合は、3ヶ月目までは鼻周り口周りのモサがかなり目立ち、頬も少しありガサガサしていました…
3ヶ月を過ぎた頃、気づいたらモサが少なくなって手触りが変わってきて、と思ったらまた出てきたりを繰り返し、6ヶ月目を過ぎる頃にはほとんど気にならなくなったように記憶しています。
現在でも肌状態が傾くと特に小鼻はモサが再発しやすいですし、顎(唇の下あたり)はまだ飛び出た角栓がありますので私もまだまだです…
モサ子さんは角質培養始めて1週間ほどとのことですので、今が一番モサに悩まされる頃かと思います。
めげそうになると思いますが、モサごとお肌を大事になさってください!
モサ子さんのお肌が改善することを祈っております!
最近あまり時間がとれず更新できていませんが、また経過報告したいと思っていますのでよろしくお願いします!